超音波画像に対峙し,診断能を上げる。
それは超音波に携わる我々にとってとても大事なことですが、果たしてそれだけで良いのでしょうか。
例えば悪性腫瘍を見つけた時。
この患者さんはどのような方法で診断をつけたら良いのか、治療法はおそらくこれだからそれならここも気を付けて見ておこうなんて検査をすれば、次の一手に役立つ!、、、かもしれない。 患者さんの未来に何か貢献できる!、、、かもしれない。
エビデンスがあるわけではありませんが、私はそんなことを思い、次の一手やその先を考え検査をしています。
今回澤田先生にお願いしたご講演もその延長です。 最近の乳癌治療薬の認可スピードは目を見張るもので、次々に新しい薬が世に出ては治療に活かされています。 検査に携わる者は乳がんチーム医療の一員です。 難しいことはわからなくても適応は知っている、聞いたことある、なんとなく知っている、それだけでも視野が広くなるはずです。 澤田先生には、普段治療にはあまり馴染みのない技師さん向けのお話しをお願いさせていただきました。 治療の話は関係ないと思わずに、自分が検査をした患者さんがこの先受けるであろう治療のお話を是非聴いていただきたく思っています。
乳腺エコーの女 スペシャルは6月16日19:00よりZOOM開催です。
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